鈴木 翔太
コーチングを学ぶことの重要性
新年あけましておもでとうございます。
昨年はコーチングを本格的に学び始め、私にとって大きな変化が得られた年となりました。
この記事では、その大きく得られた変化の一部について書くことで、コーチングを学ぶことの重要性を伝えられればと思います。
全員が同じことができるようになるかどうかは別として、私自身が得られた変化については、言語化できる部分だけでもたくさんあります。
・コーチングを受けることで現状の外側を体感的レベルでも認識できるようになった
・本当のゴールが見つかった
・コーチングを学び始めたことで、何気なく過ごしていたような時間が気づきや学びの時間に変わった
・苫米地博士の書籍に書いてある内容を本当の意味で理解できた
・自然と抽象度の高い思考ができるように
他にもあり、書き出すとキリがありません。
私が得られなかった変化を得た方もいらっしゃるはずですが、コーチングの本質的な部分をしっかりと学ぶことで、ありとあらゆる物事から気づきや学びが得られるようになったと体感しています。
私自身、コーチングを学ぶ前は、「現状の外側」って何?といった感じで、言葉の意味は理解できていたとは思いますが、それを体感していたとは言えませんでした。
現状の外側が重要と書籍に書かれていても、本当の意味でその重要性がわかっていなかったのです。
それは当たり前の話で、実際に経験してみないとわからないことがあるのと同じで、現状の外側も体感してみないと中々認識出来るようにはならないのです。
私はサッカーを指導していますが、全て言語化して教えてくださいと言われても、教えられるとは思えません。
できないというセルフトークは普段使いませんが、言語だけでと言われるとさすがに無理があります。
現状の外側の体感、コーチングの体感はやはり実際に経験してみる必要があるかと思います。
そういった体感も通じて本当のゴールが見つかるようになりました。
コーチングを受ける前は、これが本当に自分のゴールなのかという迷いがありましたが、今ではそういった迷いは全くありません。
そういった体感をしてみると、「なんだ、書籍に書いてあった」と思うこともたくさんありましたが、それは体感をすることで非言語部分を理解できたからこそです。
なぜこういったことが起きるのかというと、コーチングはマインドの上手な使い方であって、人間の認知に関わることです。
全ては人間の認知活動、全ての活動の根っこの部分を学ぶことになります。
コーチング理論そのものがかなり抽象度の高いものですので、抽象度の低い部分でゲシュタルトが統合されやすくなるのだろうと考えています。
趣味の時間を過ごしていても、今まではただ楽しい時間を過ごすだけだったのが、そこに学びが加わるようになりましたし、職業の一つがどういった影響を及ばすのかというような俯瞰的な視点もいつの間にか身についていました。
私の場合、コーチングを本格的に学び始める前には、「PX2」は受講していましたし、苫米地博士の書籍もたくさん読んでいました。
コーチングの凄さは理解しているつもりでしたし、ある程度学んだと思っていました。
しかしながら、現在と比較するとそれは明らかにコーチング初心者であったと感じます。
アカデミー等で直接学ぶことの価値は計り知れないものだと身をもって知りました。
もちろん、コーチング初心者レベルであっても、全く知らないのとでは比較にならないほどの違い出ます。
セルフコーチングとして自身でコーチングを実践してきたからこそ、多くの成功体験を積むことができました。
しかし、その先には次のステップがあり、現在でも次のステップ、更にその先のステップがあります。
全てはゴールによってそれらが認識出来るようになりますが、まずは現状の外側のゴールを設定することが重要です。
コーチングを学ぶ前は、コーチとはこういう存在なんだろうと何らかの枠組みにはめ込んでいたように思います。
コーチ全員が「戦争と差別のない世界」をゴールに掲げているという決めつけがあったと思います。
実際はそんなことはなく、ご自身でゴールを設定し、ありとあらゆる領域で活動されています。
しかしながら、社会性があり抽象度の高いゴールを持っていると、どこかで「戦争と差別のない世界」というゴールは共有しているため、それぞれがゴールに向かっていく中で「戦争と差別がない世界」にも向かっていると理解しています。
私自身、まだまだコーチングに関して理解を深めていく必要があります。
恐らく、学び終えるという感覚はないのだろうと思います。
コーチングとは、誰かにコーチングをすることでその人のゴールを達成する、というだけではなく、もっと広い枠組みで認識しないとその本質は理解できないのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年もよろしくお願い致します。