鈴木 翔太
【解説】セルフトーク②
更新日:2021年8月31日
この記事にアクセスしていただきありがとうございます。
この記事では、セルフトークの与える影響について考えてみたいと思います。
セルフトークというのは、心の中で呟く言葉や実際に口に出す言葉です。
上記の記事にもあるように、セルフトークは人間の脳のブリーフシステム(前頭前野や大脳辺縁系の認識パターン)に大きく影響を与えます。
我々はこのブリーフシステムを通して物事を認識していますので、セルフトークによりポジティブが刷り込まれた人は何事もポジティブに物事を捉えられるようになります。
課題が直面しても、その課題をクリアすればどんな素晴らしいことが起きるだろう?といったことに着目することもできます。
株式投資が好きな人は、普段のニュースを株価がどうなるかという基準で認識するのと同じカラクリです。
所有する株に関係する会社のニュースは、自身の資産に関わるため特に重要度が高いわけです。
ニュースのほとんどが言語であり、そこから得た言語情報によって実際の行動が変わります。
そのためセルフトークのコントロールが重要となります。
セルフトークのコントロールは、ゴールを基準にすることが望ましいと上記記事で解説しましたが、それをすることによって自分だけではなく周囲にも影響を与えていきます。
セルフトークが変われば性格にも影響を与えますから、周囲からの見方も変わりますし、関係性も変わっていきます。
自分に対してポジティブなセルフトークをしていれば、周囲に対して使う言葉も変えていくことができます。
多くの場合は自然と変わっていくと思いますが、そこから関係性が変わっていき、逆にポジティブな言葉をかけられるということも起こります。
周囲のブリーフシステムが変わらないということもあるので、100%このようになるというわけではありませんが、何らかの影響は出てくるはずです。
セルフトークを徹底的にコントロールできていれば、無意識に使う言葉が良い影響を与えていくため、意識的に唱えていなくてもアファメーション的効果を出していくことも出来るのです。
上記の記事で紹介したルール通りではないかもしれませんが、セルフトークのコントロールから出来上がったブリーフシステムにより、使う言葉に対してゴール達成に良いはたらきを与えるような認識となっていくためです。
そういったセルフトークができていれば、自然と周囲には良い人が集まってきます。
いつも誰かの悪口を言っている人の周囲には、同じように悪口を言う人が集まります。
その空間を無意識が居心地良く感じているためです。
そこがコンフォートゾーンとなってしまっているのです。
コンフォートゾーンは縁起でもあるので、類は友を呼ぶのです。
結果的に良くないコンフォートゾーンを強化することになります。
悪口を言っている人は、自身の脳がそれを聞いていて、自分に対しても悪口を言っているのと同じですので、ちゃんと悪口を言われるような人になってしまいます。
ネガティブなセルフトークにはそういったリスクが隠れています。
ポジティブでありたい場合は、ポジティブなセルフトークとしてコントロールしいていくことが良いのです。
セルフトークのコントロールは人生全般で影響を与えていきます。
人間はブリーフシステムの機能により、重要なものを認識しますので、無意識のセルフトーク通りの人間になっていきます。
自分にとってプラスにはたらく、ゴール達成に近づくようなセルフトークを使って生きていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。