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  • 執筆者の写真鈴木 翔太

【解説】エフィカシー

この記事にアスセスしていただきありがとうございます。


この記事では、エフィカシーという非常に重要な概念について解説してみます。


まず、エフィカシーの定義ですが、ゴールを達成するという自己能力の自己評価のことです。


元々は心理学の用語ですが、コーチング用語としても使われています。


コーチングでは、重要なのは他人の評価ではなく自己評価です。


他人からの評価というのは、評価する人によって異なり、それが絶対的に正しいということはありえません。


心の底から信頼している相手からの評価であっても、絶対的に正しいとは言えません。


人にはスコトマがあり、その人にとって重要なものしか見えないので、評価できない一面もあるのです。


本人にとって肯定的な評価をされたなら、「その通りだ」と受け入れれば良いと個人的には考えます。


しかし、否定的な評価は受け入れる必要はありません。


本人にとって必要な指摘であれば受け入れるべきこともありますが、「お前はダメなやつだ」といった否定的な評価を受け入れる必要はありません。


一見正しいように思えたとしても、将来その評価は変わる可能性もあります。


絶対的な評価というのはそもそもない、それなら受け入れる必要がない、これが他人からの評価です。


重要なのは自己評価だと言いました。


人にはスコトマがあるから、自己評価も絶対的に正しいとは言えないといったご指摘をいただきそうですが、その通りです。


そもそも、評価をすることに絶対的な基準はありません。


それなら、その基準を作れば良いのです。


その基準を作ってしまえば、自己評価が可能となります。


その基準となるのがゴールです。


エフィカシーの定義は、ゴール達成に対する自己能力の自己評価ということからもわかるように、ゴールありきの概念です。


設定したゴールに合致していれば正しい、合致していなければ正しくない、これでいいのです。


正しいこと、つまりゴールに合致していることをし続けるとエフィカシーは上がりやすいです。


もしあなたが、ゴールを設定したばかりで「まだ何もしていません」という場合でも心配はいりません。


「なにがなんでもゴールを達成する」、「将来的に達成するのであれば、既に達成していることと同じだ」、と心の底から確信していればエフィカシーは上がります。


何もしないままで既にゴールを達成しているということにはならないよう注意は必要ですが、エフィカシーの高い状態を保ち、日々ゴールに合致した思考や行動をすることで更にエフィカシーは上がっていきます。


エフィカシーには限界がありません。


つまり、上げ続けられるのがエフィカシーです。


もちろん、抽象度の高い視点を持つことは必要になってきます。


目の前のことしか認識できなければ、失敗する度に落ち込んだりとエフィカシーを下げてしまいます。


抽象度が高ければ失敗なんてなくなるというのが私の見解です。


抽象度の高いゴールであれば、ゴールに合致しているかどうかわからないこともあるでしょう。


そんな場合でも、ゴールに向かっていると無意識レベルで確信できていればエフィカシーはどんどん上がっていきます。


ゴールを達成するあるべき姿へとコンフォートゾーンが上がっていくため、ゴールを達成できるのです。


コーチング理論を学んで知識を付けることも重要なことですが、ゴールを達成させるにはエフィカシーが上がる体感も重要です。


「できる」と思ったり、アファメーションを唱えることでエフィカシーを上げようとしても、無意識が否定しては中々効果が得られません。


よく、アファメーションを唱えていますが、エフィカシーが上がりませんということを聞きます。


アファメーションの効果はしっかり出てしまっています。


中々エフィカシーが上がらないと思ったら要注意です。


無意識が否定してしまっている可能性があります。


ゴール側からセルフトークを徹底的に管理する、常にゴールのことを考えてイメージし、未来志向で生きる、色々な方法はあると思います。


エフィカシーが上がった感覚があればその体感を大事にしてください。


あなたのゴール達成に役に立ちます。


個人的にエフィカシーというのは非言語的な体感が重要だと感じています。


エフィカシーの高い方と実際に会ったりすることも効果的です。


機会があれば積極的にチャレンジしてみても良いかもしれません。


この記事ではエフィカシーについて解説しましたが、不明点などがあればコメントやお問い合わせからご連絡いただければと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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