• 鈴木 翔太

「ハイキュー!!」から学ぶマインドの上手な使い方

この記事にアクセスしていただきありがとうございます。


この記事では、大人気のバレー漫画「ハイキュー!!」についてコーチングの視点から分析してみようと思います。


漫画はフィクションであっても、人間が関わっているため認知のカラクリが詰まっています。


ここでは分析がメインのため、コーチングについては下記の記事をご参照ください。


世界中で実績のある認知科学に基づいたコーチング


「ハイキュー!!」はアニメ化もされた大人気のバレーボール漫画で非常におもしろいです。


「落ちた強豪、飛べないカラス」と言われた烏野高校排球部で、主人公の日向翔陽らバレー部員が再び羽ばたいていく姿が描かれています。



「ハイキュー!!」から学ぶ"ゲシュタルト"


私がゲシュタルトという概念を理解するまでには時間がかかりましたが、ゲシュタルトについてわかりやすい場面がありました。


「ハイキュー!!」24巻第212話「視点」のとあるシーンです。


主人公の日向翔陽が、宮城県内の選抜選手が参加した強化合宿でボール拾いなどをしながら観察しているシーンです。


白水館高校のリベロの選手のレシーブにフォーカスしていると、レシーブをする前の落下点に動く直前に、足を地面から離すことで自分の動きをリセットし、着地の反動も利用して落下点に動いていることに気がつきます。


これはスプリットステップと呼ばれ、実際に使われるようですが、話中では日向翔陽が中学時代にテニス部の友人の自主練に付き合っている時に、テニスの基本的な動きとしてこの動きを教わっていました。


「身構えて足が止まっちゃう」という相談に対する答えがこのスプリットステップでした。


テニスの動きとして教わっていたためにバレーでも使えるとは思わず、白水館高校のリベロの選手のレシーブをきっかけにゲシュタルトが統合され、そこでようやく実践をするに至ったのです。


バレーボールという何らかのゲシュタルトに、テニスの動きが統合されたのです。


このようなゲシュタルトの統合が起きることで理解が深まったり、技術が向上していきます。


後になって、「あの人の言っていたのはこういうことだったのか!」と理解することがあると思いますが、同じような感覚です。


話中では、「コートの中には情報がいっぱいだ」という表現で、スコトーマが次々にはずれていく姿が描かれています。


情報に触れ、自身でゲシュタルトを統合することは体感レベルでも落とし込まれ、ただ学ぶことよりもより深く理解することができますし、無理矢理学ばせるということをするよりも無意識の抵抗が起きないので効果的です。


教育の現場では、相手に気付かせることが重要視されることがあると思いますが、説明の原理としてこのゲシュタルトの統合で説明が可能です。


ということで今回は「ハイキュー!!」からのマインドの使い方について分析してみました。


最後までお読みいただきありがとうございました。







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この記事を閲覧していただきありがとうございます。 今回は大人気漫画「キングダム」からマインドの使い方について分析してみたいと思います。 ※漫画はフィクションであっても、人間の認知のカラクリがたくさん詰まっています。 5巻の48話に、第31代秦王 嬴政(えいせい)が、天下の大将軍になるというゴールを持った信(しん)に対して、「急ぐのと焦るのは違う」と言うシーンがあります。 このとき、信は怪我をしてい